大熊町の土壌汚染の現状

詳細はブログ大熊町に掲載されていますが、5/25に採取した大熊町内の土壌汚染を検査したところ、今すぐには戻れないレベルであることがわかりました。（って、当たり前か・・・）

調査した地点は以下の１１ヶ所
(1)大野幼稚園駐車場(野上字諏訪 地内)
(2)高田公園前畑(大川原字西平 地内)
(3)大野児童館園庭(下野上字清水 地内)
(4)役場前児童公園(下野上字大野 地内)
(5)総合スポーツセンターグランド(夫沢字中央台 地内)
(6)夫沢字長者原 地内
(7)夫沢字北台 地内
(8)夫沢字東台 地内
(9)小入野字東台 地内
(10)緑ヶ丘グランド(熊川字緑ヶ丘 地内)
(11)小良浜集会所前(小良浜字高平 地内)

数値等はブログ大熊町でご確認下さい。
→http://blog-okuma.jugem.jp/?eid=134#sequel

結果は西平を除き
150万ベクレル／㎡以上で、年間20ミリシーベルトを超えている
計算上30年たっても半分の線量が残る可能性があり、セシウム137を取り除かない限り、すぐには戻れないレベル
50歳以上の大人は戻れても、子供は戻れない

プルトニウムも検出されましたがごく微量であり、大きな問題ではないとのこと。

大熊町へ戻るためには土壌表面5cm以内にあるセシウムを減らしていかなければならない。
方法としては表土を入れ替えしたり、天地返し(1m)をしたりすることだ。

大熊町はこれらの結果を受け
「今後の経過を注視するとともに、これを復興の基礎データとして使用し、国・県をはじめとしてあらゆる支援を受け、復興のための手段を講じてまいります」
と発表しています。



本当に帰れるんだろうか？本当に土壌の除染なんてできるのだろうか？木は？家は？
想像がつかないよ・・・(´；ω；｀)