東京電力から届いた損害賠償請求書、もう書かれましたか?
説明書を前にして、開くことさえ嫌になるほどの分厚さ。
一応、全てに目を通しました。
自分に関係ないページを除けばさほど難しくはないか、と思ったのですが、いざ計算してみると言葉の意味がわからないものがやっぱり出てきます。
どうしてもっと簡単に誰にでもわかるように説明しないんだろう・・・って単純に思ってしまいました。
世間では色々と言われていますね、賠償金を払いたくないからトラップを仕掛けてるとか…。
真意はわかりませんが、高齢者に簡単に書けるものではないと言うことだけは確かです。いや、高齢者じゃなくても簡単には書けません。
そして騒がれているように、レシートの原本を証拠として添付する必要があります。
今なら「領収書を取っておこう」と言う頭になるかもしれませんが、あの逼迫した状況で、領収書を保管しておかなくちゃ!と思うはずがありません。だって2、3日、長くても1週間ぐらいで戻るつもりでいたんですから。
医者へ行ったタクシーの領収書。
タクシーをより多く使ったのは高齢者じゃないでしょうか?到底領収書を貰っているとは思えず…。
せめて仮払いをするときに「後に領収書が必要になります」ってどうして言わなかったんでしょう。
テレビで見た光景ですが、賠償請求書説明会で「避難でホテルに泊まった時の領収書がないんだけど」と質問したら「再発行してもらってください」って回答されていました。県外に避難して、今現在県内にいる方は、わざわざ県外まで領収書の再発行をしてもらいに行かなくてはないらない????
東電によって決められた金額以下であれば領収書がいらないものもありますが、それ以外はすべて領収書が必要。
そして質問した人によって回答が異なることが一番の不信感です。
とあるツイートでは「避難生活で必要になった家財道具の補償は出来ないと言われた」とつぶやかれていました。
同じ事を電話で相談室に質問したのですが、「その他の請求にレシートをつけていただいて、確認が取れればお支払いします」と言われました。一体どれが本当なのか。
友人も言っていました、質問するたびに回答が違うと。
こうなってしまうと、まとまりがつかなくなりますね。一方では「ダメ」とハッキリしたことを書かれているのに、一方では「あいまい」な回答。しかも領収書を提出したら原本は戻ってこないわけですから「ダメ」と言われたらそこでおしまいです。
一番怖いと思ったのは、請求書を出した後に送られて来ると言う「合意書」の一文。
「上記金額の受領後は上記算定明細書記載の各金額及び本合意書記載の各金額について、一切の異議・追加の請求を申し立てることはありません」
書き間違ったり、請求漏れがあっても「一切追加請求できない」そうです。こういうこところに「誠意の無さ」を痛感してしまいます。どうして「訂正」すらできないのか…
こんなこと書かれてたら怖くて出せないです。
一方、双葉町では公式サイトにこのように発表されていました。
(転載です)
-------------------------------------------------
双葉町民の皆さまへ(損害賠償請求に関して)
避難生活が6ヶ月も過ぎました。不安の解消がされないまま放置されています。
私たちは、原子力災害に対応する法律が整備されずにおかれていたためにこのような事態になっています。
従って私たちがどのように処置されたかが日本の実例になってしまいます。このため私たちは最後まで頑張り通して良い結論を出さなければなりません。決して悪いモデルになる訳にはいきませんし、全国の発電所立地地域の住民のためにも簡単には結論付けられてはいけません。
この度の個人賠償請求は以前から約束されたものではありませんので、東京電力から詳細を求められるものではありません。
私たちの要求を聞き入れ、対応し誠意を尽くしてはじめて合意をすべきものと考えます。今回の本払いは、3月11日から8月31日までの補償が完了することが危惧される合意書が同封されています。
このため町は、東京電力社長に対して説明会の中止を求めました。諦めたのではなく条件を被害者側から提示して、正当な賠償を求めるためであります。
整理して出来る限り自主性のある請求をしていかなければならないと考えております。
-------------------------------------------------
大熊町も町が先頭に立って賠償請求をまとめて行くってことはしないのかな?と思っています。
個人レベルでの請求は、かなり辛いものになると思わざるを得ません。
一応、全てに目を通しました。
自分に関係ないページを除けばさほど難しくはないか、と思ったのですが、いざ計算してみると言葉の意味がわからないものがやっぱり出てきます。
どうしてもっと簡単に誰にでもわかるように説明しないんだろう・・・って単純に思ってしまいました。
世間では色々と言われていますね、賠償金を払いたくないからトラップを仕掛けてるとか…。
真意はわかりませんが、高齢者に簡単に書けるものではないと言うことだけは確かです。いや、高齢者じゃなくても簡単には書けません。
そして騒がれているように、レシートの原本を証拠として添付する必要があります。
今なら「領収書を取っておこう」と言う頭になるかもしれませんが、あの逼迫した状況で、領収書を保管しておかなくちゃ!と思うはずがありません。だって2、3日、長くても1週間ぐらいで戻るつもりでいたんですから。
医者へ行ったタクシーの領収書。
タクシーをより多く使ったのは高齢者じゃないでしょうか?到底領収書を貰っているとは思えず…。
せめて仮払いをするときに「後に領収書が必要になります」ってどうして言わなかったんでしょう。
テレビで見た光景ですが、賠償請求書説明会で「避難でホテルに泊まった時の領収書がないんだけど」と質問したら「再発行してもらってください」って回答されていました。県外に避難して、今現在県内にいる方は、わざわざ県外まで領収書の再発行をしてもらいに行かなくてはないらない????
東電によって決められた金額以下であれば領収書がいらないものもありますが、それ以外はすべて領収書が必要。
そして質問した人によって回答が異なることが一番の不信感です。
とあるツイートでは「避難生活で必要になった家財道具の補償は出来ないと言われた」とつぶやかれていました。
同じ事を電話で相談室に質問したのですが、「その他の請求にレシートをつけていただいて、確認が取れればお支払いします」と言われました。一体どれが本当なのか。
友人も言っていました、質問するたびに回答が違うと。
こうなってしまうと、まとまりがつかなくなりますね。一方では「ダメ」とハッキリしたことを書かれているのに、一方では「あいまい」な回答。しかも領収書を提出したら原本は戻ってこないわけですから「ダメ」と言われたらそこでおしまいです。
一番怖いと思ったのは、請求書を出した後に送られて来ると言う「合意書」の一文。
「上記金額の受領後は上記算定明細書記載の各金額及び本合意書記載の各金額について、一切の異議・追加の請求を申し立てることはありません」
書き間違ったり、請求漏れがあっても「一切追加請求できない」そうです。こういうこところに「誠意の無さ」を痛感してしまいます。どうして「訂正」すらできないのか…
こんなこと書かれてたら怖くて出せないです。
一方、双葉町では公式サイトにこのように発表されていました。
(転載です)
-------------------------------------------------
双葉町民の皆さまへ(損害賠償請求に関して)
避難生活が6ヶ月も過ぎました。不安の解消がされないまま放置されています。
私たちは、原子力災害に対応する法律が整備されずにおかれていたためにこのような事態になっています。
従って私たちがどのように処置されたかが日本の実例になってしまいます。このため私たちは最後まで頑張り通して良い結論を出さなければなりません。決して悪いモデルになる訳にはいきませんし、全国の発電所立地地域の住民のためにも簡単には結論付けられてはいけません。
この度の個人賠償請求は以前から約束されたものではありませんので、東京電力から詳細を求められるものではありません。
私たちの要求を聞き入れ、対応し誠意を尽くしてはじめて合意をすべきものと考えます。今回の本払いは、3月11日から8月31日までの補償が完了することが危惧される合意書が同封されています。
このため町は、東京電力社長に対して説明会の中止を求めました。諦めたのではなく条件を被害者側から提示して、正当な賠償を求めるためであります。
整理して出来る限り自主性のある請求をしていかなければならないと考えております。
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大熊町も町が先頭に立って賠償請求をまとめて行くってことはしないのかな?と思っています。
個人レベルでの請求は、かなり辛いものになると思わざるを得ません。
最終更新日 : -0001-11-30
がっかり。 * by NICO
家にも送られてきました。分厚い補償の書類の数々。私は10ページ読んで頭が痛くなり、今は放置プレイ状態です。説明書を読んで記入して、必要な領収書、書類(診断書、就労記録など)を用意し、添付して返送できる人が一体どれ位いるのか疑問です。東電は全く避難者の事を考えていませんよね。何度か東電の補償センターに問い合わせしてみましたが、本補償なので説明書類が多くなってしまいます…の一点張りの回答でした。こんなに大変な思いをして補償請求をしなくてはならないのなら、東電社員総動員で町を除染して元の暮らしに戻して!と思います。双葉町長が東電に対して起こした行動に色々意見はあるとは思いますが、私は立派だと思います。大熊町も復興を掲げ町に戻ることばかりに力を注ぐ事より、個人ではどうしょうもないこの本補償請求に対して、それこそ“町民一丸”を掲げた行動を見せて欲しいですね。でないと、高齢者ばかりか町民の殆どが最後は泣き寝入り状態になり兼ねます。
何処にある * by 真実は
大熊町は、住民が弁護団の結成を散々町に要望していたのに揉み消しました。
町長は「大熊町にも弁護士が構えているから大丈夫だ」と言っていたと町議会議員の方が町民の懇談会で言ってました。
しかし実際には町は何の動きも示さず、むしろ仮役場に一般の一企業の社員(東電社員)を待機する事を認める裏繋がりのあから様さ。(個人的感想)
結局は直接請求に傾き易い方向へ誘導する手伝いのよう。
最近届いた広報によると、「既に大熊町住民はは8割が請求済みなので、弁護団の結成は行わない」と発表。
出来レース。
今直ぐあいつを皆でリコールしないとやられまくるぞ。
町長は「大熊町にも弁護士が構えているから大丈夫だ」と言っていたと町議会議員の方が町民の懇談会で言ってました。
しかし実際には町は何の動きも示さず、むしろ仮役場に一般の一企業の社員(東電社員)を待機する事を認める裏繋がりのあから様さ。(個人的感想)
結局は直接請求に傾き易い方向へ誘導する手伝いのよう。
最近届いた広報によると、「既に大熊町住民はは8割が請求済みなので、弁護団の結成は行わない」と発表。
出来レース。
今直ぐあいつを皆でリコールしないとやられまくるぞ。