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東日本大震災・福島原発事故と生きるブログ

3.11東日本大震災に遭い、福島原発事故に直面。大熊町へ戻れる日はいつなのか、避難暮らしを通して地震災害情報、大熊町の情報、避難先の情報、復興への道のりをつづるブログです。

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2012-03-09 (Fri) 20:41

また3月11日が来る

あっという間にあれから1年が経ちますね。

東日本大震災から丸1年が経とうとしています。

毎月11日が来るたびに大きな地震が来るかもしれない、と言う不安にかられます。1年前は、あの日と同じくらいの余震がまた来るだろうとテレビで言っていたのを記憶しています。まだその余震は来ていませんが、今後来る可能性はまだあるのでしょうか?もう二度と来ないで欲しい思いでいっぱいです。一人で居る時にあんな大きな地震が来たら、一体どうなってしまうのだろう(ノω・、)

そして生活の方は、避難生活を始めた頃と何も変わっていません。新しい場所での生活にも馴染まず…。1年も経つのに同じアパートの住人と言葉を交わしたことなど一度もありません。

近所の方とももちろん話したことがなく、挨拶程度。あとはゴミ捨てに行って、犬の散歩をしているおじいさんに「かわいいですね」と声を掛けるくらいです。

まさか1年経過して何も進展しないとは思ってもみませんでした。何かしら次への道筋が見えていると思っていました。しかし現実は何一つ決まってなどいないのです。

中間貯蔵施設が大熊町にきっと作られるでしょう。自宅がつぶされてしまうのかはわかりませんが、施設が建っている町へ戻って普通の暮らしができるとは到底思えません。中間貯蔵施設が建たないとしても、廃炉まで30~40年かかると言われている原発がある町に、戻れ!って言われてしまうのでしょうか?

『格納容器の底に溶け落ちた核燃料の取り出しなどは新技術の開発が必要で、想定通りに行くかは未知数だ』
http://yokohama-konan.info/tssan.html

とも言われている町に?

あと何年このままの生活が続くのかな…。


あれから1年の2012年3月11日、大熊町の様子をみのもんたさんが取材した特番が放送されます。福島第一原発や梨畑を取材しています。
→朝ズバッ!絆スペシャル 巨大津波…私は生きた 語り継ぐいのちの記録
 http://www.tbs.co.jp/program/asazubasp_20120311.html
 2012年3月11日(日)よる7:00から

大熊町の梨畑

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最終更新日 : -0001-11-30

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