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東日本大震災・福島原発事故と生きるブログ

3.11東日本大震災に遭い、福島原発事故に直面。大熊町へ戻れる日はいつなのか、避難暮らしを通して地震災害情報、大熊町の情報、避難先の情報、復興への道のりをつづるブログです。

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2022-02-17 (Thu) 14:46

大熊町・特定復興再生拠点が2022年解除になる?

2022年になりました。原発事故からもうすぐ12年目に突入しますね。

今年は「特定復興再生拠点」と呼ばれる地域が解除になるらしいですが、まだはっきりと日時が決まってはいないようです。

先日身内に不幸があり、双葉町の火葬場・聖香苑(せいこうえん)へ行きました。営業していること自体に驚きましたが、川内村から向かうには帰還困難区域があるので、双葉町を通り越して浪江町の大堀から戻る形でしか行くことができませんでした。

東日本大震災後、初めて大熊町から双葉町の288号線を通りました。ふたばバラ園の前を通ると、ゴーカートもそのまま置いてあり、とても懐かしくなりました。子供の頃は良く遊びに行ったものです。

そして、山の中を除染していることに驚きました。しっかりとやってくれているのですよね?でも大熊町内で通称「白地地区」と呼ばれているところはまだ除染をしていません。もう10年以上が経過するのに、どうしてなんでしょうね。。。

私の実家は数年前に取り壊されましたが、夫の住んでいたアパートもついに解体されることが決まり、不動産業者から連絡が来ました。

中にある洗濯機や荷物を全部出さないと敷金礼金は返金できない、と言われて11年…。ついには解体するから中の荷物はそのままでいいと言われました。

下野上地区なので、あの場所も何かを建設するのかもしれませんね。

10年以上が経過しても、まだまだモヤモヤした毎日です。精神的なダメージは大きく体に残っています。これが無くなることはあるのかな…と思いながら生活しています。

大熊町にとても立派な学校が建設されます。今の所入学を希望しているのは8名のみだそうです。今後、たくさんの子供達が増えて行けばいいのだろうとは思いますが、我が家は希望していません。

小児科や商業施設などが充実しなければ、住みたいとは思えないですよね。その頃には子供も成人になってしまっているかな…。

我が母校、大熊中学校も解体されるそうですが、熊町小学校はまだ解体されていないですよね?

現在の大熊町立熊町小学校・大野小学校・大熊中学校の三校合同ブログはこちら

熊町小学校のことが書かれている木村さんの記事

大川原地区に大熊町役場ができてもう2年が過ぎますね。まだ一度も行ったことが無いんですよね…。行ってみたいのですが、遠いし用事が無い💦

近くに、子供が遊べる大型遊具などが設置された公園でもあればいいなぁと思います。

令和3年度の【大熊町調整懇談会質疑応答一覧】が送られて来たので、目を通して見てブログを更新することにしました。

住んでいる場所は異なれど、まだ大熊町民です。いつ住民票を移すのかがわからないところがモヤっている原因のひとつでもあります。

実家は解体されても、お墓は町内にあります。住む所はなくても、私の実家は大熊町です。元の大熊町に戻ってくれたらいいのになって思います。

本当にあそこは中間貯蔵施設なのか?30年で返却と言っても残りすでにあと23年しか無いんですよ‼最終処分場になってしまうのか…、そこもモヤモヤしているところです。

自分が死ぬまでに、大熊町はどんな風になっているのか、見届けたいですね。(まだまだ長生きしますけど)


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最終更新日 : 2022-02-17

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