とても短い間でしたが、今日をもってブログを休止致します。
まず始めに、立入禁止地区へは、くれぐれも入らないようお願いします。
わずか3週間足らずの更新でしたが、心がぽっきり折れてしまったので休止することにしました。閉鎖とも思ったのですが、また大熊町へ帰れるようになったときにでも再開できたら、という気持ちで休止です。気持ちが変われば削除しちゃいますが。
休止の原因は、ペットレスキューの記事に対していただいたコメントで、思うことがあったからです。
実際、あの記事を書くかどうか迷いました。20キロ圏内は立入禁止(4/18現在法律では定められていません)となっていて、「入ってはいけない」場所なのに、犬のレスキューのために人が入ることに疑問があったからです。なのに依頼をして犬を保護してもらった事実を記事にしてもいいのか?迷いました。
でも、見殺しにしてしまったと思い込んでいた犬が生きていたこと、レスキューしてくれた保護団体に心から感謝したこと、同じようにペットのレスキューを望んでいる人がたくさんいてTwitterやブログで「誰かえさをあげてください」「誰かリードをはずしてください」などの書き込みをしている人がたくさんいたこと、そしてスクリーニングで大丈夫だと言うことを聞いたので記事にしました。
しかしその記事を見て不愉快に思う方がいたことも事実でしたし、それは想像していたことでもありました。
「20km圏内に立ち入るなと言われているのに、何故入ってしまうのかが理解できません。正直な大熊町民は、20km圏内に入りません。入りたくても、です。残念なことです。」
「スクリーニングを受けて大丈夫というのは、目先の安全を追っているにすぎません。スクリーニングさえ受ければ入ってもいいという曲解、スクリーニングを受けるのが面倒だから黙って行って黙って戻ればいいと考える人が生まれ、罪のないそういう事実を知らない第三者を被曝させる恐れすらあります。それは、報道やこのような記事が、人を被災町へ向かわせる行為を助長させます。
検問で止められないから行くのか?黙っていればいいのか?スクリーニングさえ受ければ何をしてもいいのか?ボランティアなら許されるのか?勇気があるなら行っていいのか?
20km圏内に入れる知人をお持ちなのですね。今日「も」ということですから、東京電力関連のお仕事をされているのでしょう。ご本人、周囲の方々が、ご無事であるのをお祈りします。 」
同じ方のコメントです。
私の記事が「人を被災町へ向かわせる行為を助長させます」と言われたことに対し、心が折れました。実際、私の記事を見て「大熊へ入ろう」と思った方がいらっしゃったのなら申し訳ないと思います。
スクリーニングさえ受ければ何をしてもいいなんて思わないし、そうとは記事には書いていません。「今日も」と書いたのは同じ人が何度も入っていると言う意味ではないし、入った人は全部別で、原発関係の人でもないし、遠くに住んでいる人でそばにいる人でもありません。一方的に決めつけられていますが、こう思わせてしまったのも私の文章がいけないのでしょう。
始めは覚書程度に作ろうと思ったブログです。さまざまなリンク先をまとめておけば情報がわかりやすいと。このブログに訪れる方が検索するキーワードはほとんどが「被災証明書 大熊町」です。被災証明書の申請の仕方や使い方を知りたい方がたくさんいるんだな、自分の体験を書けば役に立てるな、そう思って記事を増やしていきました。
記事にある動画を見て「牛を助けたいのですが、どこの牛舎か教えてください」「うちの犬が映っていたようなのですが、誰が撮影したものか教えてください」などの問い合わせもありました。私が撮影したものではないので明確に答えられませんでしたが、わかることは答えさせていただきました。ちょっとでも役に立てたのかなと、少し感じました。
1つでもお役に立てた記事があれば幸いです。
でも不愉快に思わせる記事があったのなら申し訳ありませんでした。
犬を助けてもらったきっかけはTwitterです。あのツイートを見なければ本当に犬は死んでいたでしょう。だからペットレスキューの方への感謝の気持ちは変わりません。本当にありがとうございました。
一日も早く原発の事故が収束し、平和な日本が訪れますように。
ただそれだけを祈る毎日です。
立入禁止地区へは、くれぐれも入らないようお願いします。
お騒がせしました。
管理人
わずか3週間足らずの更新でしたが、心がぽっきり折れてしまったので休止することにしました。閉鎖とも思ったのですが、また大熊町へ帰れるようになったときにでも再開できたら、という気持ちで休止です。気持ちが変われば削除しちゃいますが。
休止の原因は、ペットレスキューの記事に対していただいたコメントで、思うことがあったからです。
実際、あの記事を書くかどうか迷いました。20キロ圏内は立入禁止(4/18現在法律では定められていません)となっていて、「入ってはいけない」場所なのに、犬のレスキューのために人が入ることに疑問があったからです。なのに依頼をして犬を保護してもらった事実を記事にしてもいいのか?迷いました。
でも、見殺しにしてしまったと思い込んでいた犬が生きていたこと、レスキューしてくれた保護団体に心から感謝したこと、同じようにペットのレスキューを望んでいる人がたくさんいてTwitterやブログで「誰かえさをあげてください」「誰かリードをはずしてください」などの書き込みをしている人がたくさんいたこと、そしてスクリーニングで大丈夫だと言うことを聞いたので記事にしました。
しかしその記事を見て不愉快に思う方がいたことも事実でしたし、それは想像していたことでもありました。
「20km圏内に立ち入るなと言われているのに、何故入ってしまうのかが理解できません。正直な大熊町民は、20km圏内に入りません。入りたくても、です。残念なことです。」
「スクリーニングを受けて大丈夫というのは、目先の安全を追っているにすぎません。スクリーニングさえ受ければ入ってもいいという曲解、スクリーニングを受けるのが面倒だから黙って行って黙って戻ればいいと考える人が生まれ、罪のないそういう事実を知らない第三者を被曝させる恐れすらあります。それは、報道やこのような記事が、人を被災町へ向かわせる行為を助長させます。
検問で止められないから行くのか?黙っていればいいのか?スクリーニングさえ受ければ何をしてもいいのか?ボランティアなら許されるのか?勇気があるなら行っていいのか?
20km圏内に入れる知人をお持ちなのですね。今日「も」ということですから、東京電力関連のお仕事をされているのでしょう。ご本人、周囲の方々が、ご無事であるのをお祈りします。 」
同じ方のコメントです。
私の記事が「人を被災町へ向かわせる行為を助長させます」と言われたことに対し、心が折れました。実際、私の記事を見て「大熊へ入ろう」と思った方がいらっしゃったのなら申し訳ないと思います。
スクリーニングさえ受ければ何をしてもいいなんて思わないし、そうとは記事には書いていません。「今日も」と書いたのは同じ人が何度も入っていると言う意味ではないし、入った人は全部別で、原発関係の人でもないし、遠くに住んでいる人でそばにいる人でもありません。一方的に決めつけられていますが、こう思わせてしまったのも私の文章がいけないのでしょう。
始めは覚書程度に作ろうと思ったブログです。さまざまなリンク先をまとめておけば情報がわかりやすいと。このブログに訪れる方が検索するキーワードはほとんどが「被災証明書 大熊町」です。被災証明書の申請の仕方や使い方を知りたい方がたくさんいるんだな、自分の体験を書けば役に立てるな、そう思って記事を増やしていきました。
記事にある動画を見て「牛を助けたいのですが、どこの牛舎か教えてください」「うちの犬が映っていたようなのですが、誰が撮影したものか教えてください」などの問い合わせもありました。私が撮影したものではないので明確に答えられませんでしたが、わかることは答えさせていただきました。ちょっとでも役に立てたのかなと、少し感じました。
1つでもお役に立てた記事があれば幸いです。
でも不愉快に思わせる記事があったのなら申し訳ありませんでした。
犬を助けてもらったきっかけはTwitterです。あのツイートを見なければ本当に犬は死んでいたでしょう。だからペットレスキューの方への感謝の気持ちは変わりません。本当にありがとうございました。
一日も早く原発の事故が収束し、平和な日本が訪れますように。
ただそれだけを祈る毎日です。
立入禁止地区へは、くれぐれも入らないようお願いします。
お騒がせしました。
管理人
最終更新日 : -0001-11-30
はじめまして * by びびんば
びびんばと申します。
大仙市に非難されているさちさんのブログ(ツイッターも)を見つけて以来、ずっと見守らせて頂いておりました。
(ちなみに、私は秋田市に住んでいます。)
上手くは言えませんが、大熊町の方々がいつか大熊町に帰ることを願って、さちさんが一生懸命善意をもって情報発信している事を、このブログにいらしている殆どの方(私含む)がご存じだと思います。
さちさんを始め、大熊町の方々、そして遠い地で非難されている浜通りの住民の方々が、一日も早く元々住んでいた地に戻る事が出来ることをお祈り致します。
大仙市に非難されているさちさんのブログ(ツイッターも)を見つけて以来、ずっと見守らせて頂いておりました。
(ちなみに、私は秋田市に住んでいます。)
上手くは言えませんが、大熊町の方々がいつか大熊町に帰ることを願って、さちさんが一生懸命善意をもって情報発信している事を、このブログにいらしている殆どの方(私含む)がご存じだと思います。
さちさんを始め、大熊町の方々、そして遠い地で非難されている浜通りの住民の方々が、一日も早く元々住んでいた地に戻る事が出来ることをお祈り致します。
お疲れさまです * by モコ
3週間お疲れさまでした。
被災したことをミクシィーの日記で見つけてから約1ヶ月。本当に今日まで毎日毎日大変でしたね。
「誰かの役に立てれば」という強い気持ちがあったからこそ、避難先でパソコン購入もいち早くやって、自分のことは後回しで、ブログをいちはやく開設し更新していた行動力にたたただスゴいなぁと感心しておりました。
私も仕事で広報という立場でホームページも手掛けているので分かりますが、情報収集するだけでも大変な労力を使います。
それを「誰に向けて発信するのか?」を意識してキーワードを選定したり、分かりやすいように文章に組み立てる作業というのは時間もかかる上に大変です。
本来ならば被災して、自分のことで精一杯が普通でしょう。ブログ開設や更新している時間を自分のために使っていれば、気持ちも楽だったし、不快な思いもしなくて済んだことでしょう。
ただただ「みんなの役に立ちたい!」「ミクシィもツイッターも知らない、携帯しか持ってない人にも情報収集出来るようにしてあげたい」「被災した自分だからこそ伝えて上げたい思いがある」という気持ちが使命感が、3週間更新し続けた原動力だったと思います。
ブログ記事に関し
被災したことをミクシィーの日記で見つけてから約1ヶ月。本当に今日まで毎日毎日大変でしたね。
「誰かの役に立てれば」という強い気持ちがあったからこそ、避難先でパソコン購入もいち早くやって、自分のことは後回しで、ブログをいちはやく開設し更新していた行動力にたたただスゴいなぁと感心しておりました。
私も仕事で広報という立場でホームページも手掛けているので分かりますが、情報収集するだけでも大変な労力を使います。
それを「誰に向けて発信するのか?」を意識してキーワードを選定したり、分かりやすいように文章に組み立てる作業というのは時間もかかる上に大変です。
本来ならば被災して、自分のことで精一杯が普通でしょう。ブログ開設や更新している時間を自分のために使っていれば、気持ちも楽だったし、不快な思いもしなくて済んだことでしょう。
ただただ「みんなの役に立ちたい!」「ミクシィもツイッターも知らない、携帯しか持ってない人にも情報収集出来るようにしてあげたい」「被災した自分だからこそ伝えて上げたい思いがある」という気持ちが使命感が、3週間更新し続けた原動力だったと思います。
ブログ記事に関し
残念です! * by NICO
私も大熊町から避難中で毎日blogを拝見させて頂きました。同じ大熊町民としてblogの記事に一喜一憂していました。いろんな考え、想いがあるのは当然で仕方のない事ですが、少なくとも私は、sachiさんのblogのおかげで希望を持てたのです。大熊町の情報も分かりやすく、参考になりました。本当に休止してしまうんですか…?
寂しいです…。
一日も早く、原発が収束して、大熊町に帰れる日を願っています。
そして、sachiさんの心が落ち着いて、ひょっこりblogを再開して頂けるように心の中で願っています。
寂しいです…。
一日も早く、原発が収束して、大熊町に帰れる日を願っています。
そして、sachiさんの心が落ち着いて、ひょっこりblogを再開して頂けるように心の中で願っています。
一時帰宅はじまりますね * by 広野うし
ニュースに気持ちがはやってドキドキしてるんじゃないですか?
順番が早く回ってくるといいですね。
順番が早く回ってくるといいですね。
Re: ブログを休止いたします * by coco
NICOさんと同じ気持ちです。又ブログ再開してください。
離れたところで大熊町を思っています。どうぞすこし心癒してまた「はじめましょう!!」ってお願いします。
離れたところで大熊町を思っています。どうぞすこし心癒してまた「はじめましょう!!」ってお願いします。
失礼致します。 * by トミー
今は、皆が神経質になっています。
自分の事しか考えられない状況になっています。
一人の勝手な行動で、沢山の方に迷惑や影響を与える事があります。
だからコメントで忠告されたのではないでしょうか。
しかし、今回の記事が第三者に迷惑をかけているとは思いません。
まず本人が行った訳では無いですし、しっかりスクリーニングして何も無かったという事であれば、特に問題は無いかと思います。
行ってはいけない場所に行くかどうかも、最終的には自己責任ですし、管理人様はそれを促すような事を記事で書かれた訳でもありません。
なので、気を落とされませんように。。
私はどんな生き物でも、命が救われたのはとても素晴らしい事だと思います。
人がそこに居れば救い出すのに、動物は殺してしまうという考え方は私には納得出来ません。
皆様の幸せを願っています。
自分の事しか考えられない状況になっています。
一人の勝手な行動で、沢山の方に迷惑や影響を与える事があります。
だからコメントで忠告されたのではないでしょうか。
しかし、今回の記事が第三者に迷惑をかけているとは思いません。
まず本人が行った訳では無いですし、しっかりスクリーニングして何も無かったという事であれば、特に問題は無いかと思います。
行ってはいけない場所に行くかどうかも、最終的には自己責任ですし、管理人様はそれを促すような事を記事で書かれた訳でもありません。
なので、気を落とされませんように。。
私はどんな生き物でも、命が救われたのはとても素晴らしい事だと思います。
人がそこに居れば救い出すのに、動物は殺してしまうという考え方は私には納得出来ません。
皆様の幸せを願っています。
皆さん本当にありがとうございます * by sachi@管理人
こちらにコメントをくださった皆さん、twitterで励ましてくれた皆さん、直接メールをくれた友達、本当にありがとう。どれだけ救われたかわかりません。
ぽっきり折れた心はなんとか修復することができ、復活することに決めました。
人には色んな意見や考えがあり、コメントをもらうたびに心を折ってしまったのではこの先続けてはいけないですね。前を見てまた活動して行きますよ!
絶対大熊町に帰れると信じて。
ぽっきり折れた心はなんとか修復することができ、復活することに決めました。
人には色んな意見や考えがあり、コメントをもらうたびに心を折ってしまったのではこの先続けてはいけないですね。前を見てまた活動して行きますよ!
絶対大熊町に帰れると信じて。
いろんな考えの人がいて当然です。みなそれぞれ大事にするもの、大切だと思うこと、違って当然です。そして同じくらい思いが深くても、叶う人もいれば、あきらめなければいけない人もいるでしょう。どちらも割りきれませんが、仕方のないことです。
今の自分を生かしてくれている状況に感謝して、精一杯周囲に恩返ししていくだけだと思います。
sachiさん、ありがとう。
役立つ情報の収集に奔走する姿(想像)、一生懸命の姿勢に勇気もらいました。本当にありがとう。
・・・毎日ここさ来っからよ、また 話 聞かせてくんにぇげ~?
早く 聞かせてくんつぇーな! 待ってっから!